萩時代祭り

 秋に萩旅行をするならば、萩時代祭りにあわせるのもいいですね。

萩時代祭りは毎年11月第2土・日曜日に行われます。


 萩時代祭りは「萩・大名行列」をメインにしつつ 年により「毛利」にスポットを当て甲冑武者を招いたり、 「幕末・維新」にスポットを当て「維新劇SHOWIN」を開催したり、 多彩な催物を開催しています。


 この時代祭りのメインである「萩・大名行列」は、 享保5年(1720年)萩藩5代藩主吉元が 金谷天満宮(現萩市椿町)の社殿を修復したことを契機に始まり、当初は「手廻備の行列」といわれていたそうです。


 藩主吉元が萩城下の平安古町・河添・古萩町・境町(現在の浜崎町)の4町内に命じ、 必要なお道具と言われた手廻り調達品、武具、衣装を下げ渡し、 これらを天満宮の秋の例祭日に奉納させたことが由来で始まった萩市古来の奉納行列であり、 江戸時代を感じさせる歴史絵巻です。


 現在、平安古町の住民有志約140名による「平安古町備組(ひやこちょうそなえぐみ )」と 平成7年より復活した「古萩町大名行列」を合わせて、 総勢200名を超える大名行列となっています。


平安古町備組

「平安古町備組」の大名行列は、奴着の者約130名、武士姿の者約10名と御駕籠で構成される壮観なもので御駕籠の従者たちが「い〜さよ〜し」と大きな掛け声をかけて、槍や鳥毛を投げながら、次々ともち手を交代しながら街を練り歩く様はほんとに見事なもので往時を偲ばせます。


 最近の時代祭りでは、御駕籠に着物姿の可愛い女の子が乗っていて華やかさを添えています、そのお姫様の草履を奴着の従者が持ち運び、駕籠の前にそろえるのですが、その時に草履を持ちながら御駕籠の前で舞う「草履舞い」が時代祭りの呼び物です。


 長州一本槍や御駕籠で仕立てた荘重なこの行列は、沿道の人々を魅了します。


古萩町大名行列

 「古萩町大名行列」も平安古町備組とほぼ同じ構成となっていますが、 足の運びや衣装が若干異なっています。 古萩町大名行列の特徴は、大きな馬印に導かれ、羽織・袴で正装した 「旦那」と呼ばれる男の子が凛々しい姿で馬に跨っていることです。


 古式豊かな萩時代祭りの行列は、京都や東京の時代祭りとはひと味違った趣ですね。